感想「異世界食堂 1」(犬塚惇平/ヒーロー文庫)☆☆☆
- 作者: 犬塚惇平,エナミカツミ
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2015/02/28
- メディア: 文庫
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ちまたで話題の異世界×料理もの! の異世界食堂を読了。
商店街の一角にある「洋食ねこや」。
毎週土曜日の店休日、「ねこや」の店の入口は異世界とつながる。
生まれも、育ちも、種族すらも違う客たちは不思議で美味しい料理を求めて集う。
オフィス街の人なら見慣れた、食べ慣れた料理なのだが、異世界珍しい料理だ。
特別な絶品料理を出す、「ねこや」は、「ある世界」の人たちからこう呼ばれている。
―――――「異世界食堂」。
(背表紙のあらすじ参考)
この物語は主に異世界住民の視点で描かれる。出て来る料理は高級料理店や複雑な料理ではなく、一般の洋食屋で出て来るような料理ばかりだ。一部和食もでてくるが、これも日本の一般人が食べることのできるようなものばかりだ。
異世界の住人はさまざまで、
人間の冒険者から、片田舎の町の子供、尻尾のはえたリザードマンや人の手のひらサイズの小人まで! どんな人(?)も料理を食べれば関係なしに幸せそうにしてくれる。
一話(一章)につき一つの料理がクローズアップされるが、作者の文章でどれもとても美味しそうに聞こえてくる。
読むとすぐにファミレスやデパートの飲食店にでも出かけたくなる。空腹時に読むのは厳禁。
美味しい料理が食べることが好きな人、美味しい料理を食べて幸せになる気持ちを共有したい人におすすめだ。
感想「ガーリッシュ ナンバー」(渡航/アスキー・メディアワークス)☆☆☆☆
- 作者: 渡航,QP:flapper,やむ茶
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2016/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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電撃G's magazineの「俺ガイル」などの作品をかく渡航先生による声優事情を書いた作品。
最初連載開始が決まったとき「ついにあの渡航先生がKADOKAWAで書くのか?!」と驚いてからだいぶ経ったけれど、ついに単行本として発売されたということで購入。
主人公、千歳は女子大生でその視点ですすむので、珍しい「女性主人公ライトノベル」。声優として活動するもののモブしか仕事がない状態の倦怠期の主人公が同じ声優中間とゆるふわする話。
特にシリアス展開などなく、楽に読める。あとQP:flapperさんの絵もかわいい。主人公のブラコン具合も微笑ましくてよかった。
裏表紙にあるあらすじの中に「おかしな業界のシビアな現実に直面中!」とあったので、ボイス坂(高遠るい/スーパーダッシュ文庫)のような声優になるまでの泥沼を描いた作品かと思ったら、思いの外ゆるふわで拍子抜け(というか、あらすじで既に入ってる言われてたわ^^;)
だからといって、面白くないわけではないのでこういうほんわか系を読みたければおすすめです。
ライトノベルのテレビアニメ化作品一覧(私的保存用)
Wikipediaの記事を元に自分に最適化したものになります。
(というか、Wikipediaの表ではライト文芸が削除されたのと、何クールアニメかの表記がないので、そこを改変したものです)テレビアニメ(インターネット配信を含む)を以下の法則でリスト化しています。
年 | 時期 | タイトル | 作者 | レーベル |
また、そのアニメのシリーズの長さで以下のように色分けしています。
- アニメタイトル欄の文字色はそのアニメが何期かを表す
第一期 | 第二期 | 第三期 | 第四期 | 第五期以降 | 再放送等 |
- 時期の欄の文字色はアニメの長さを表す
1クール未満 | 1クール | 1.5クール相当 | 2クール | 3クール | 5クール |