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重厚長大からライトノベルへ

主にライトノベルの感想とそれに関連するネタを書きます。

感想「薬屋のひとりごと」(日向夏/ヒーロー文庫)☆☆☆☆☆

後宮小説です。ライトノベルに珍しい女性主人公。
薬屋の娘であった主人公の猫猫(マオマオ)であったが、人さらいに拐われ後宮に売り飛ばされてしまう。猫猫は下女として働く中、ここ最近で妃の子供たちが連続で死亡しており、妃達の様態も悪いといううわさを聞く。薬(と毒)の知識で“おしろい”が原因だと突き止め、さりげなく知らせた猫猫だったが何故か宦官にバレ、帝の寵妃のひとりである玉葉妃の侍女となってしまったのだ。そして幽霊騒ぎや園遊会での毒殺未遂などさまざまな騒動に巻き込まれていく



ミステリーラノベということで購入。そこまで推理要素が強いわけではなかったが、楽しめた。日常の謎みたいに後宮ですごすなかで複数の事件が起きて、薬屋だった主人公が原因を特定するという話。ただし、動機について解明するのは主人公が望んでいないのでそこはあまりない。
ラノベで珍しい女主人公であり、後宮小説ということで性関係にも深く突っ込まれていてよかった。あと壬氏という主人公に突っかかってくる宦官(?)もいるのだが、それを軽くあしらう様がクールでかっこいい(主人公は女だけど笑)。二人の関係も今後気になるところ。